中学受験おすすめ本(受験生の親向け)
子どもを読書好きにするには、親の背中を見せるのが一番。
どうせ読むなら、受験生の親ならではの特典がある本を紹介したいと思います
① 雄気堂々_城山三郎
大河ドラマ、新1万円札と話題が尽きない渋沢栄一の一生を描いた本。城山三郎著というだけで面白さは確約されています。加えて、今なら大河ドラマを子どもと一緒に見るときに、ここで読んだ内容をあたかも以前から知っていたかのように挟むことで、親への尊敬の念を掻き立てることができるかもしれません。
②モチベーション3.0_ダニエルピンク
内発的動機付けについて、わかりやすく書いた本です。今度のテスト〇点とったら△△を買ってあげると言って勉強意欲を掻き立てていたことについて、立ち止まって考えるいい機会になると思います
モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか (講談社+α文庫)
③銃・病原菌・鉄_ジャレド・ダイヤモンド
歴史の勉強または地学の勉強を一緒にしていくときに、ふと”アフリカで人類が誕生したと言われているけれど、なんで一番初めに誕生したアフリカが世界の中で一番発展していないんだろう”なんて問いを投げかけられたら、そしてそれに対する答えをうまく説明できたりすると、子どもの世界史への関心をぐっと引き上げられるかもしれません。
④挫折力_冨山和彦
たとえ、中学受験がうまくいかなくても、挫折をするというのは挑戦した結果だというこの本を読むと、前向きに生きていける気がします。なんの障害物もないだだっ広い野原をただ歩いているだけでは楽しくもなんともありません。あっちの道はなんか危なっかしいけどちょっとチャレンジしてみよう、そこに発見があり、成長があり、なにより面白味があるんだと思います。受験について予防線を張っているみたいですが、そのとおりです。リスク対応は何事にも重要です。
挫折力―一流になれる50の思考・行動術 (PHPビジネス新書)
⬅️ 中古だと100円くらいで買えちゃいます
⑤ライフシフト_リンダグラットン
人生100年時代という言葉に市民権を与えた本です。12歳の受験生にとってみれば、まだ人生8分の1も終わっていません。一生を円(360度)で考えると、45度も進んでいません。大学に入ったところでようやく60度くらいでしょうか。そう考えると、この中学受験を通じて一生学び続ける姿勢を身に着けることは大変重要な気がします。これから100年学び続ける姿勢を持っている人、もっていない人でどれだけの違いが出るのか、少し考えただけでその差は歴然としています。
LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略
本当はもっとたくさんの本を紹介したいのですが、あんまり頑張って書くと、また更新するのが面倒になってくるので、今日はこの辺で終わりにしたいと思います