化学式
化学式を小学生に教えて良いものか悩みます
石灰石と塩酸を混ぜると二酸化炭素が発生するといっても、小学生から見れば引田天功のイリュージョンのようなもので、化学式なしで理解することは不可能なようにも思えます
そもそも二酸化炭素という名前は、化学式を無理やり日本語にしているだけで、CO2となんら変わることはないわけですから、簡単な化学式は教えたほうが理解に役立つような気がしています
一方で、算数では小学生から方程式を教えてしまうことは、解法の丸暗記につながり、なぜそうするのかという肝心なところをすっ飛ばしてしまう懸念があると思いますが、これには私も同感です
私が小学校5年生の時、つるかめ算のような問題を小学校で出されたときに、方程式で答えを求めて、担任からお叱りを受けた記憶があります。方程式といってもわからないものをx(エックス)と置いたわけでなく、〇や△と置いて解いたので自己流で正解を導いたわけですが、それでも担任から見ると塾か何かで覚えた解法を何もわからず私が使っているように見えたんでしょうね
今になれば叱られたことの意味も少しはわかりますが、当時はさっぱりわかりませんでした
子どもの理解に合わせた解き方をしっかり教えていくことが大事で、そういう意味では塾はやっぱりすごいと思います