算数の問題
算数の問題の教え方は悩みます
今日は最大公約数の問題を教えるのに悩みました
問題は”3つの数字(AとBとC)をある数字(あ)で割って、余り(い)が同じになった場合にある数字(あ)を求めなさい”というもの
余りが同じになるので、3つの数字とも(い)を引くと(あ)で割り切れることになります。1つ目の数字から(い)を引いた残りの割り切れる部分を(あ)×①とし、2つ目の数字の割り切れる部分を(あ)×②とすると、1つ目の数字と2つ目の数字の差はどうなるかと子どもに聞いたところ、(あ)×(②-①)と答えてくれると思いきや、(あ)×①と答えてきました
どうやら②-①=①と考えたみたいです
①やら②は記号なので、〇や△のようなものであり、②-①=①ではないといっても子どもにはピンと来ていない様子
よけい子どもを混乱させてしまいました
はじめから、〇や△で教えればよかったと大反省
大人にとっては①や②を記号として使うのが当たり前でも、子どもは数字として認識してしまうなんて、大人の常識が子どもの常識と思ったらだめですね
こういうのに触れると、塾の先生たちは改めてすごいなあと感心します