奇跡への軌跡(中学受験2022&2028予定)

2022年の中学受験は紆余曲折の結果、第一志望に合格。2028年は未定。小学1年生・中学1年生の日常が織り交ざったブログです。

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百マス計算

百マス計算をずっと続けると本当に計算力がつくのだろうか、正直悩みます

ただ、例えば5(2桁)×5(2桁)の掛け算を子どもがやるのを見ていると、計算のコツみたいなものを横から口出ししたくなりますし、それを覚えればもっと計算時間が短縮できるような気がしてきます

現在我が家では2桁×2桁の掛け算を1から30までの数字の組み合わせでやっていますが、私は次のようなやり方を子どもには教えています。自分なりのやり方でやっているものなのでもっといいやり方があるかもしれませんが、ご容赦ください

例えば15の掛け算は次の通りです

 15×12の場合:15×2×6=30×6=180

 15×13の場合:15×2×6+15×2×0.5=180+15=195

 次に19の掛け算

 19×13=13×20-13×1=260-13=247

 19×15=15×2×9+15×2×0.5=285 だとわかりにくいので 15×20‐15×1=285

なお、ぞろ目の掛け算(11×11など)は覚えていることを前提としていますので

 12×13=12×12+12×1=144+12=156

 16×17=16×16+16×1=256+16=272

また、二けたの数で10~14など10台前半をかけるとき、例えば先ほど出てきた

 12×13などは、12×10+12×3=120+36=156でも結構早く計算できます

 14×11=14×10+14×1=140+14=154も同じです

少し脱線しますが、例えば5マス×5マスの掛け算をやるにあたり、5列の数字が(11、15、17、22、24)となっていた場合、22は11の2倍なので、11の列に入る答えの2倍が22の列に入ることになります。私はこういうやり方もズルいとは考えていませんので積極的にOKとしています。16と24があったら1.5倍の数字が入るというような応用がどんどんできていきます。算数の解き方にズルいなんてないと思います。

但し、百マス計算では筆算を余白でやるのは禁止しています。ただ、1桁×2桁のような場合はわざわざ余白で計算しなくても、例えば7×14であれば、7×4=28なので下一桁を8と書き、7×1+2=9を10の桁に書けば答えが出てきます。わざわざ空欄に筆算を書くことが時間のロスだと思っています。

このようなことを教えるためには、百マス計算をやっているときの子どもの目の動きや、計算過程などを横でずっと見ていることが大切になると思います。単に、時間を計って、答え合わせをするだけではその後の成長にはつながらないように思います

言うは易し、行うは難しではありますが、今後もできる限りルーティンワークとして、地道にやっていきたいと思います

なお、百マス計算は市販されている問題集もたくさんあると思いますが、私はエクセルで5×5の表を作り、縦軸・横軸はともに=randbetween(1,30)のような関数を入力して、Enterボタン一つで毎日やる分ができるようにしています。

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